勤務していた会社の業績が悪くなり、リストラをしなくてはいけない状態になりました。

 

その際、人事部に呼び出されて退職勧奨の話をされました。

 

いきなりの話だったし一ヶ月以内に退職して欲しいと言われました。

 

三回ほど呼び出されて毎回同じ話をされました。

 

断ると退職金の上乗せなどの話をされましたが、納得がいかなかったので、労働基準監督署に相談しました。

 

とりあえず話は聞いてもらえましたが、具体的な解決策などは提示してもらえずに、マニュアル通りの回答がされただけのようでした。

 

最後には裁判で訴えるしかありませんと言われて虚しくなりました。

 

やはり対応がお役所仕事的で、具体的な話がなかったので、とても残念に思いました。

 

泣き寝入りで会社を辞めて転職しました。

 

不安でしたが意外と世の中は人手不足で、すぐに次の仕事を見つけることができました。

 

しかし今度は、人手不足過ぎて超長時間労働と激務薄給。

 

体調を崩して溜まらず退職しようとしたら、今度は辞める事ができません。

 

同僚からは裏切り者と罵られ、上司からは辞めたら懲戒免職にする、損害賠償を請求すると脅され、

 

恐怖で言いなりにならざるを得ない状態。

 

リストラで容赦なく人を切る世界がある一方で、人が足りなさ過ぎて不当に囲い込む世界もあるのかと驚きました。

 

藁にもすがる思いで、ネットで解決策を探したら、退職代行と言うサービスが出てきました。

 

そこに駆け込んだところ、すんなり退職が認められました。

 

労働者の無知に付け込んで、束縛したり放逐したりする会社は許せません。