以前某大手エステサロンに勤めていました。
平日は終バスで帰り、土日は始発で出社して、休憩もろくにとれない過酷な勤務状況でした。
それでだんだん心が病んでいき出社すると同時に涙が止まらなくなる日が続きました。
精神科で長期休養が必要な旨の診断書を書いてもらいました。
しかし会社に却下されました。公休を連続でとることも、与えられた有給を消化することも許されませんでした。
そこで労働基準監督署に相談しました。
話を親身になって聞いてくれました。味方になってくれるような雰囲気でした。
電話にての相談でしたが、会社の上層部に確認をとってくれるということでした。
労働基準監督署と私が連絡をとることはそれ以降ありませんでした。
それから会社の会ったこともない偉い人が地方の私の働く店にきて、話し合いました。
労働基準監督署から連絡があったということでした。
しかし通達はあったものの、偉い人に説得されて要求はのまれませんでした。
私はただ有給を消化して休養にはいれればよかったのです。
納得なんてしていませんでしたが、言いくるめられて言い返せませんでした。
結局当月末まで働き、有給も残ったまま退職しました。
結果的に労働基準監督署の効力など感じられませんでした。